井筒八ッ橋本舗「水無月」は大きな小倉大納言がおいしいよ

井筒八ッ橋本舗「水無月」は大きな小倉大納言がおいしいよ

八ツ橋屋さんは八ツ橋だけ販売していると思うかも知れませんが、八ツ橋以外のお菓子も販売していることが多いです。

今回紹介する井筒八ッ橋本舗も八ツ橋屋さんですが、八ツ橋以外にもいろんなお菓子を取り扱っています。

数あるお菓子の中でもぼくが大好きな「水無月」をこのページでは紹介したいと思います。

夏越の祓に食べるお菓子「水無月」

ぼくは生まれてからほとんど関西で過ごしてきたので水無月は馴染みのあるお菓子です。

白い外郎の上にたっぷりの小豆がのったこれが「水無月」。

井筒八ッ橋本舗の水無月

京都ではこの水無月を6月の最後の日に食べる風習があります。

6月最後の日に行われるのは夏越の祓なごしのはらえといって、半年の穢れを落として残り半年の健康を祈願するもの。

水無月の上にのっている小豆には厄除けの効果があると言われています。

また、白い外郎ういろうは氷を意味しているんですよ。昔は夏場の氷はとても貴重で庶民には手が出ないものだったので白い外郎を氷に見立てたんだそう。

今年後半も元気に過ごそうという意味も込めて、水無月を食べるのがぼくにとって恒例行事になってます。

大粒の小倉大納言がおいしい!

井筒八ッ橋本舗のこだわりは小豆でしょう。

水無月に使っている小豆は小倉大納言。京都・嵯峨の小倉山麓で栽培されていた小豆です。

一時は栽培が途絶えていたそうですが、それを復活させて広げていく活動をしているのが井筒八ッ橋本舗なんですよ。

井筒八ッ橋本舗の商品には小倉大納言を使った最中やぜんざいなどいろいろとあるんです。

レイ

そういえば昔、小倉大納言を使った生八ツ橋を食べたことがあるんですが今はもう販売してないのかな?

水無月から話が逸れちゃいましたが、この水無月のおいしさも紹介しましょう。

水無月を買ったのは追分店。このお店では1個から購入できますが、ぼくは2個入りのものを購入。

井筒八ッ橋本舗追分店で販売していた水無月

水無月は取り出しやすいように、まわりには透明なシートが付いてました。

白い外郎の上には小倉大納言がたっぷり。大粒の小豆の隙間には透明なゼリー状の寒天のようなものが流し込んであってしっかりと固めてありましたよ。

見た目がとてもとても涼しげでおいしそう!

白い外郎の部分は甘さは控えめでさっぱりとした味わい。もっちりとしていて、優しくて素朴な甘さがとても良いですね。

外郎は小豆と一緒に食べるとちょうどいい甘さに感じられます。

そして外郎の上にのっている小倉大納言は粒が多くて存在感が抜群!

小豆の味もしっかりとして美味しい小豆です。シャキシャキとした小豆の皮もすごく美味しいなと思いました。

もっちりとした水無月は食べ応えもありますね。小豆のおいしさはさすがです!

「水無月」の詳細情報

水無月は井筒八ッ橋本舗の一部の店舗とオンラインショップで販売しています。

  • 祇園本店
  • 嵯峨野店
  • 追分店
  • 三条店
  • 京極一番街
  • 新光悦店(日曜限定)
  • 南禅寺観門亭
  • 井筒茶店(京都駅)

1個237円です。オンラインショップでは4個950円。

詳しい情報は井筒八ッ橋本舗のInstagramなどでチェックしてください。

井筒八ッ橋本舗【公式】(@izutsu_yatsuhashi)

井筒八ッ橋本舗オンラインショップ