こんにちは、八ツ橋マニアのレイです。
生八ッ橋は京都を代表するお菓子。
新幹線の駅や観光地を歩くと八ッ橋屋さんの袋を持った人が多いこと!
隣の滋賀に住んでるぼくでさえ京都に行くたび3袋は抱えて駅を歩くんだから、旅行者が大量に八ッ橋を買い込むのは当然といえば当然ですね。
京都市の調査(京都観光総合調査)によると日本人観光客の約29%が生八ッ橋を買うんだそう。
みんな生八ッ橋が好きでぼくはうれしいです!
このページではみんな大好き、生八ッ橋の元祖ともいえるお菓子「白餅」を紹介します。
生八ツ橋の元祖「白餅」
ここで紹介するのは生八ッ橋とはまったく違った形のお餅「白餅(しらもち)」です。
八ッ橋の起源は諸説ありますが、本家西尾八ッ橋の八ッ橋はこの白餅がルーツになっているんですよ。
なんとその歴史ははるか昔の江戸時代まで遡ります。
江戸時代の元禄年間(1687〜)、京都の聖護院の森にあった「八ッ橋屋梅林茶店」がはじまり。
ちょうどこのあたりは八ッ橋の聖地。
レイ
勝手にそう呼んでます!
近くには白餅を作っている本家西尾八ッ橋や、「聖(ひじり)」で有名な聖護院八ッ橋総本店の本店も。
本家西尾八ッ橋本店
江戸時代、八ッ橋屋梅林茶店では旅人たちに米粉で作った携帯用のお餅「白餅」が売られてたんです。
八ッ橋は米粉で作られたお菓子。
あとで詳しく紹介しますが、このお餅は生八ッ橋の皮の味そのもの。
生八ッ橋好きなら、ルーツになった白餅を食べずにはいられません!
生八ッ橋とはまた違った、素朴だけどちょっと贅沢なお餅ですよ。
きな粉と黒蜜をたっぷりかけて食べる贅沢なお餅
まん丸で素朴な見た目が印象的な白餅。
ころころしたかわいいお餅です。
生八ッ橋はそのまま食べるけど、白餅はきなこと黒蜜をつけて食べるんですよ。
このお餅はニッキが利いた生八ッ橋と同じもの。
ぼくはニッキの生八ッ橋が一番好き。本音を言うと中のあんこはいらないから皮だけ食べたいんです。
もちろん皮だけの生八ッ橋も売ってますが、ペラペラなのでがっつりとした食べ応えはあまりありません。
その点、まるい白餅の食べ応えは100点満点です。
がっつりとお腹にも溜まるんで満足感は他の生八ッ橋と比べてもピカイチですね。
そして豪華さも忘れてはいけません。
普通の生八ッ橋とは違ってきな粉と黒蜜が別添えになってます。
ニッキ、きな粉、黒蜜は和菓子のマリアージュ。
レイ
「白ワインに魚」と同じようなもの
袋をあけて中身を取り出すと、中には白餅がぎっしり。
ワクワクしすぎてすぐに食べてしまいそうですが、ちょっと冷静になりましょう。
さっきぼくの言ったこと覚えてますか?
マリアージュ
きなこと黒蜜はお餅の下に隠れてるので忘れずに取り出してください。
きなこと黒蜜をつけて食べないとせっかくの白餅がもったいないですよ!
レイ
1個くらいは何もつけずに食べてもいいけど
最初の1個はそのまま食べてみましょう。
ずっしりと重くて中がぎゅっと詰まってますね。
ふわっとした柔らかなお餅とは違って、ギュッと詰まった弾力のあるお餅。
大きさもあり、しっかりと噛んで食べないといけないので満腹感も感じられます。
味はとても素朴。
素朴と言うとたいしたことないニュアンスで受け取られるかも知れません。
でも全然そんなことないんですよ。
米のしっかりとした味とニッキの爽やかな香りが口の中いっぱいに広がります。
白餅はそのまま食べても美味しいですね、
そうは言っても、やっぱりきなこと黒蜜を一緒につけて食べると格別。
きなこをかけます。
その上から黒蜜をたっぷりと。
濃厚な黒蜜の甘さときな粉の香ばしい香りが、白餅のおいしさを一層引き立ててくれるんです。
食べた瞬間は黒蜜の濃厚な味わいが口の中に広がり、それに続いてきな粉のいい香りが。
そして最後にはお米の素朴な味とニッキの爽やかな香りが楽しめます。
口の中で徐々に変化していく味を楽しむのは最高に楽しいですね。
生八ッ橋の皮が好きなら白餅は是非食べて欲しいです。
今後は白餅しか食べたくなくなります。
ただし移動中に食べるのは厳禁ですよ!
新幹線の車内にきなこと黒蜜をぶちまけると怒られるので、新幹線ではより安全な生八ッ橋の皮を食べてください。
TPOをわきまえましょう。
「白餅」の詳細情報
「白餅」は本家西尾八ッ橋の各店舗、オンラインショップなどで購入できます。
生八ッ橋と違って取り扱ってるお店は少なめ。
白餅を買いに京都駅に行ったんですが、なかなか売ってるお店を発見できずに苦労しました。
京都駅で確実に買いたいなら八条口店へどうぞ。1階新幹線改札の近くにありますよ。
1袋には12個の白餅が入ってます。
カロリーは100gあたり267kcal。
白餅の原材料やカロリーなどです。
白餅好きに食べてほしいお菓子
白餅好きのためにおすすめのお菓子を選んでみました。
生八ッ橋(皮)
白餅が気に入ってくれたということは、絶対に生八ッ橋の皮も大好きですよね。
生八ッ橋の皮は本当にいろんなお店で購入できるので食べ比べてください。
定番のニッキや抹茶だけでなくて、黒糖や桜、ゴマなんかもあります。
詳しくはこちらをどうぞ。
ちぎり餅・ひなた餅
生八ッ橋の皮がお餅になりました。
白餅よりずっと柔らかくて、きな粉まみれになってるのが特徴です。
「ちぎり餅」はスーパーなどでも手軽に買えます。
「ひなた餅」は滋賀県にある鮎屋の郷限定の商品です。
ちぎり餅を作ってる井筒八ッ橋本舗が作ってるので、安心のクオリティ。
中身はたぶんちぎり餅と一緒です。
詳細な情報
2019-11-04時点の情報です。 |
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商品名 | 白餅 |
メーカー | 本家西尾八ッ橋 |
価格 | 540円 |
賞味期限 | 7日 |
原材料 | 米粉、砂糖、きな粉、黒みつ、桂皮油、酵素、(一部に大豆を含む) |
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