こんにちは、八ツ橋マニアのレイです。
このページでは創業元禄二年(1689)の老舗・本家八ッ橋が手がける「あん八ッ橋」を詳しく紹介します。
本家八ッ橋は本物の味にこだわって、通販などは一切行っていないお店です。
京都でしか買えないのが本家八ッ橋の生八ツ橋なんです。
「あん八ッ橋」は桂皮油を使った上品な生八ツ橋
「あん八ッ橋」は八ッ橋の定番中の定番であるニッキ味。
お店によって同じニッキといってもいろんな生八ツ橋があります。
夕子の生八ツ橋は茶色いですし、一方この「あん八ッ橋」はビックリするほど白いです。
その理由はニッキの粉末を使っているか、精油を使っているかの違いにもよります。
もともと茶色いニッキの粉を使えば茶色い生八ツ橋になるし、精油だったらほとんど色はつきません。
「あん八ッ橋」はニッキの精油「桂皮油」を使った真っ白い生八ツ橋です。
中に入っているのは北海道十勝産の小豆で作ったつぶあん。
とても上品な味わいが楽しめる生八ツ橋なんです。
最高級の砂糖として有名な和三盆糖も使われているなんて素敵ですね。
パッケージやWebサイトを見ると、これまでもいろんな賞を受賞しているそうです。
ぼくが感動したのは、パッケージを開封した時のことです。
この箱にはこんな感じで8個の生八ツ橋が入っていました。
どこに感動したか分かりますか?
よく見てみると、それぞれの生八ツ橋が重なり合わないように入れられているんです。
一般的なものは生八ツ橋どうしが少しずつ重なって入れられているんですよ。
これは聖護院八ッ橋総本店の生八ツ橋ですが、こんな感じ。
生八ツ橋どうしが少し重なっているでしょ?
こうやって重なっていると、重なった部分がすこし凹んだりして形が変わってしまうんです。
そういう変形に気を使ってなのか、この「あん八ッ橋」はそれぞれが全く重ならないように入れてありました。
この配慮には唸ってしまいましたね。
すばらしい!
ニッキをほとんど感じさせない控えめで上品な味わい
まっ白な生八ツ橋。
その白い皮のまわりにはほんのちょっぴりきな粉がかかっています。
ニッキの生八ツ橋なんですが、ニッキの香りはまったく強くありません。
心を落ち着かせて、ゆっくりと香りをかぐとほんのりと香る感じです。
生八ツ橋の皮は本当に白くて、厚みはあまりありません。
薄めの生八ツ橋ですが、食感は結構固めなんですよ。
噛み切るのに少し力が必要かなという感じ。
味も結構素朴で、甘さもひかえめでさっぱりとしています。
中に入ってるのはつぶあん。あんこの量も少なすぎず、多すぎずでほどよい量だと思いますよ。
小豆のシャキシャキとした食感がおいしいですね!
クセのない上品な甘さなんでペロっと食べられます。
生八ツ橋自体、噛み応えがあるから満腹感も感じやすいような気も。
すごく上品な生八ツ橋でとてもいいですね。
ニッキもかなり弱めなので、ニッキがそんなに得意じゃないって人でも結構食べられるかも。
「あん八ッ橋」の詳細情報
「あん八ッ橋」は本家八ッ橋の各店舗で購入できます。
残念ながら京都駅にはお店がなくて、嵐山や金閣寺、清水寺などの観光地をメインにお店があるようです。
本家八ッ橋の八ツ橋は店舗でしか販売していないので、京都に来た時にはぜひ食べてみてください。
カロリーは1個あたり65.2kcal。
1個あたりのカロリー表記なのが結構嬉しいです。
原材料などはこちら
詳細な情報
2020-12-08時点の情報です。 |
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商品名 | あん八ッ橋 |
メーカー | 本家八ッ橋 |
価格 | 710円 |
賞味期限 | 約10日 |
原材料 | 上用粉(国産)、上白糖、つぶあん〔グラニュー糖、小豆(北海道十勝産)、還元水飴、和三盆糖(香川産)〕、和三盆糖(香川産)、きな粉(北海道産、遺伝子組み換えでない)/ 桂皮油 |
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