こんにちは、八ツ橋マニアのレイです。
京都銘菓の生八ッ橋は、京都だけでも10社以上が作っています。
駅のお土産店、百貨店などで見かける生八ッ橋は大手のお店のものが多いんですが、今回紹介するのは少し規模の小さなお店の生八ッ橋。
手がけるのは320年以上の歴史がある本家八ッ橋です。
インターネットを使って全国どこからでも八ッ橋が買えるようになった今でも、このお店は通販を行っていません。
厳選した素材と製法にこだわるお店なんです。
このページでは、あんの入っていないニッキ味の生八ッ橋「本家生八ッ橋」を紹介しますね。
たっぷり30枚も入った、生八ッ橋の皮好きにはたまらない一品ですよ。
気をつけないと一気に食べきってしまいます!
圧倒的な白さの「本家八ッ橋」
この生八ッ橋はニッキを使った生八ッ橋。
特に印象的なのは白さですね。
一般的なニッキの生八ッ橋は黄色や茶色をしているものが多いんですが、この生八ッ橋はかなり白いです。
はじめて見た時には、あまりの美しさにため息が出てしまったほど。
これほど白い生八ッ橋のは「西尾為忠商店の生八ッ橋」くらいです。
この白さの秘密は水ニッキ。
茶色い生八ッ橋にはニッキの粉末が使われていることが多いのですが、これにはニッキの精油(水ニッキ)が使われているんです。
水ニッキを使うことで、白さとなめらかな味わいが表現できるんだそう。
製法にこだわっているだけあって、生八ッ橋に使うお米は国産のうるち米100%。
さらに上白糖だけでなく、最高級の砂糖と言われる和三盆糖も使用しています。
パッケージは品のある薄紫色。八ッ橋にゆかりのあるカキツバタが描かれていますよ。
創業元禄二年の文字に歴史を感じますね。
側面には「平安建都1200年祭 平成6年 第22回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞受賞 1994」と書かれていました。
名誉総裁賞受賞がどれほどすごいのかイマイチよくわかりませんが、総裁だからすごいんでしょう。
包み紙を取りさり箱を開けると、中からはずらっと並んだ白い生八ッ橋が姿を現しました。
レイ
なんと美しい!
短冊状の真っ白な生八ッ橋がずらっと並ぶその光景。
この繊細で絹のような美しい生八ッ橋を目に前にして、ぼくの心は溶けてしまいそう。
控えめなニッキはとても繊細な味わい
箱から生八ッ橋を取り出します。
生八ッ橋はうっすらと黄みがかかった白い色をしています。
表面には薄くふりかけられたきなこ。
生八ッ橋は透き通るような美しさです。なんと繊細な生八ッ橋なのか。
手に取り鼻を近づけます。生八ッ橋から放たれるやさしいニッキの香りが心を癒してくれるようです。
一般的なニッキの生八ッ橋と比べると、ニッキの風味はかなり控えめ。
ぼくのようにニッキ中毒でない人にとっては、これくらいのさわやかなニッキだとおいしくいただけるんじゃないかと思いました。
ともかく、とても上品な香りは絹のような生八ッ橋にはピッタリですね。
生八ッ橋の皮はほどよい厚みがあって、1枚1枚がしっかりとした食べごたえがありますよ。
少し噛みごたえのある、しっかりとした生地の生八ッ橋です。
続いて味もみていきましょう。
口に含んだ瞬間、ほどよく心地よい甘さが口の中に広がります。
レイ
とっても上品な甘さ!
この上品な甘さは和三盆糖でしょうか。
ゆっくりと噛みしめているうちに、甘みとともにニッキの香りが口の中に広がっていきます。
最後までニッキの余韻に浸れる、上品でおいしい生八ッ橋でした。
「本家生八ッ橋」の詳細情報
「本家生八ッ橋」は本家八ッ橋の各店舗で購入できます。
昔ながらの製法にこだわっているので、店舗のみでの販売です。
原材料
白い美しい生八ッ橋
美しい白い生八ッ橋なら、西尾為忠商店の生八ッ橋もおすすめです。
真っ白で素朴な味わいの生八ッ橋が楽しめます。
詳細な情報 | |
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商品名 | 本家生八ッ橋 |
メーカー | 本家八ッ橋 |
価格 | |
賞味期限 | |
原材料 | 上用粉(国産)、砂糖、和三盆糖(香川産)、大豆粉(北海道・遺伝子組み換えでない)、香辛料(水ニッキ) |
ショップ |