こんにちは、八ツ橋マニアのレイです。
今回は文化二年(1805)創業の老舗・井筒八ッ橋本舗が手がける「あん入り生八ッ橋・夕子 こしあん(ニッキと抹茶)」の紹介です。
めずらしい「こしあん」の生八ッ橋
「夕子 こしあん」はその名の通り、こしあんを使った生八ッ橋。
こしあんを使った生八ッ橋はたくさん種類がありそうなんですが、実はそれほど種類は多くないんですよ。
生八ッ橋といえばあんこが定番ですが、そのほとんどはつぶあんなんです。
※白こしあんをベースにした生八ッ橋はたくさん種類があります。ここでは純粋に小豆のこしあんのことを言ってます。
ぼくがこれまで食べてきた生八ッ橋の中で、こしあんの生八ッ橋はこれくらいですかね。
- あんなま ニッキ(こしあん・つぶあん)(本家西尾八ッ橋)
- こしあん八ッ橋(本家八ッ橋)
- 夕子 こしあん(井筒八ツ橋本舗)
というわけで、「夕子(こしあん)」は地味にめずらしい生八ッ橋なんですよ。
京都の名所が描かれたポップなイメージのパッケージ
「夕子 こしあん」は江戸時代創業の井筒八ッ橋本舗が手がけています。
でも、パッケージを見てもらうと分かるようにかなりポップなイメージなんですよね。
明るい色調で京都の名所が描かれています。
- 祇園の巽橋
- 東寺の五重塔
- 伏見稲荷の千本鳥居
井筒八ッ橋本舗の生八ッ橋は和のしっとりしたパッケージが多いんですが、これはちょっと異色。
それもそのはず、この生八ッ橋はkioskとのコラボ商品なんです。
パッケージの下の方にkioskの文字が見えますよね。
生八ッ橋の定番「ニッキ」と「抹茶」が入ってるよ
「夕子 こしあん」は生八ッ橋の定番の2つの味が楽しめますよ。
パッケージを開けると茶色と抹茶色の生八ッ橋が現れました。
- 茶色:ニッキ
- 抹茶色:抹茶
井筒八ッ橋本舗らしい、しっかりとした茶色のニッキと深い緑の抹茶の生八ッ橋です。
それぞれ5個ずつパックされています。
強めの刺激と弾力のある皮が特徴「ニッキ」
茶色のニッキを食べてみます。
大きめの生八ッ橋は食べ応えがありそうですね。
手に取ると生八ッ橋はしっかりとした触感。
夕子はしっかりとした強い生八ッ橋の皮が特徴なんですよ。
深い茶色はニッキの粉末。
鼻に生八ッ橋を近づけると、ふわっと立ち上るニッキの香りで立ちくらみしそう(いい香りすぎて)
3回くらい思いきりニッキの香りを吸い込みのを推奨します。
レイ
なんといい香りなんだ~
次に生八ッ橋の皮だけ口の中へ。
しっかりと弾力のある生八ツ橋のハードな食感は、強いニッキとピッタリです。
口の中でじっくりと噛みしめるとニッキの清々しい香りがさらに溢れ出し、甘みがじわ~っと染み出てくるよう。
こしあんは口溶けがよく、口に入れた瞬間にすっと溶けていくんです。
これはつぶあんにはない上品な食感ですね。
こしあんはほどよい甘さですっきりとしたあと味ですよ。
苦味をしっかり感じる「抹茶」
抹茶の生八ッ橋もしっかりとした弾力のある食感ですよ。
深い緑の生八ッ橋にはうっすらときな粉が振りかけられています。
生八ッ橋を鼻に近づけると、しっかりとした抹茶の香りが。
その香りは濃厚で、まだ食べてもいないのに苦味が口の中にじわっとあふれ出るかのよう。
もちろん口に入れると、濃厚で苦味のある抹茶が口の中いっぱいに広がります。
レイ
ああ、抹茶はこうでなくちゃ
そんな風に思わせてくれますね。
こしあんはニッキと同じように、口に入れるとすっと溶けていきます。
さらに素晴らしいのは、こしあんと抹茶が作る味のコントラストです。
甘いこしあんと苦味の効いた抹茶が非常に対照的で、甘みと苦味の境界線がくっきりと浮かび上がるんです。
苦味によってさらに甘さが引き立てられるこしあんがなんとおいしいこと。
シャキッとした力強い生八ッ橋ですよ
「夕子(こしあん)」の詳細情報
「夕子 こしあん(ニッキと抹茶)」は井筒八ッ橋本舗とkioskのコラボ商品です。
井筒八ッ橋本舗のお店では見かけなかったので、京都駅限定商品なのかも知れません。
ぼくは京都八条口側にあるkioskで購入しましたよ。
カロリーはそれぞれ1個あたり60kcalです。
原材料など
カロリーなど
詳細な情報
2019-01-25時点の情報です。 |
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商品名 | 夕子(こしあん) |
メーカー | 井筒八ッ橋本舗 |
価格 | 540円 |
賞味期限 | 約15日 |
原材料 |
【ニッキ】 小豆こしあん(砂糖、小豆、寒天)、米粉、砂糖、きな粉、桂皮末(ニッキ)、トレハロース、酵素 【抹茶】 小豆こしあん(砂糖、小豆寒天)、米粉、砂糖、きな粉、抹茶、トレハロース、着色料(クチナシ色素、紅花色素)、酵素 |
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